家からノートPCを持ち出すとき、いちいちUSBケーブルや有線LANケーブルを外すのが面倒になってきました。帰ってきて周辺機器を再接続するのも非常に手間がかかる。
最初汎用ドックで良いかな~と考えていましたが、調べてみると4K解像度でマルチモニタ出力ができる製品が非常に少ない事が判明。(正確にはあるけど5万とか高額。)
純正ドックなら4K解像度で出力できそうだったので購入しました。直販で購入すると、3万円程度で保証3年間付いてきます。
※自分が買ったときは品薄だったのか、納品されるまでに半年ほどかかりました。
最大3画面・最大100W給電に対応
代表的なのはThinkPad X1 Carbon Gen 9(20XW,20XX)/ThinkPad E14 Gen4 (21EB,
21EC)/ThinkPad T14/14s AMD Gen2(20XK,20XL)とか。
付属品
ドック本体
90Wスリムチップ電源アダプタ+2極電源コード
1m C to C USBケーブル(FRU : 5C11B41472)
USB3.2Gen2 PD3.0対応の20Gbpsケーブルだそう(出典:雷电3联想ThinkPad Universal USB-C Dock数据线拆解 被动式20G USB3.2 GEN2 USB C TO USB C CABLE FRU : 5C11B41472 4X90U90619 100瓦4K)
USB3.2Gen2 PD3.0対応の20Gbpsケーブルだそう(出典:雷电3联想ThinkPad Universal USB-C Dock数据线拆解 被动式20G USB3.2 GEN2 USB C TO USB C CABLE FRU : 5C11B41472 4X90U90619 100瓦4K)
外観&インターフェイス
外観
外観はThinkPadと同じようなデザインでThinkpadロゴがあしらわれてます。
あと上面に電源ボタンがついています。非接続状態だとオレンジ色に点灯・接続すると白色に変化して本体の電源ボタンと同期されます。
前面
USB3.1 ×2(Type-A ×1、Type-C ×1)3.5mmイヤホンジャック ×1
背面
USB ALTモード対応のType-C ×1 / USB3.1 Type-A ×2 / USB2.0 ×2 / DP ×2 / HDMI ×1
LANポート(RJ-45)/ 電源(スリムチップ90W)
裏面
画面出力
注意:接続元となるマシンやモデルによって出力できる枚数と解像度 /
リフレッシュレートが違うようです。詳しくはhttps://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/pd029622-display-and-video-output-configurations-docking-stations先の40AYの項を参照のこと。
T14Gen2は内蔵LCDを含む最大モニター3枚まで出力が可能です。
モニター3台へ出力時、モニター最大解像度は4K60hz×2台・4K30hz×1台までとなります。またDP1.4/HDMI2.0から標準化されたDSCを使用して4Kモニタ出力を実現しているようなのでDP1.4/HDMI2.0ケーブルが必須です。
自分の環境ではDP1.2ケーブルでも4K60Hzで映像出力はされましたが、暗転を繰り返したり突発的に映像信号が途切れて画面が真っ暗のままになったりと非常に不安定な動作をしたので使用は推奨しません。
ドライバー
最後にドックを使用するためにPC側LANドライバのインストールとモデルによってはドック側のFW更新が必要です。(追加で対応BIOSへ更新が必要になる場合もあります。)
ついでにLenovo Dock
Managerも入れとくと便利だと思います。こいつはDockのFWの更新通知とFWの更新履歴を見ることができるものです。トラブルの原因を調べるときにFW起因なのか切り分ける際に重宝します。
4Kモニター出力時の負荷について
T14Gen2AMDの場合ですが、4K60hz×2
FHD×1(内蔵LCD)環境でファンが全力回転して温度が大体85℃程度になります。(室温24℃にて計測)特にYoutubeを流しながらですと動きが激しい場面でカクつきます。
まとめ
ディスプレイとキーボードの接続がケーブル1本になったので机の上が多少スッキリしました。PC本体とドックが結構発熱するので、どう冷却するかを考えないと...
PXE ブート、WOL、MAC Address Pass
Throughに対応。100Wの充電には、オプションのスリムチップ135W電源アダプタが必要です(PN:4X20E50558)
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