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【モニターアーム】モニターを流行りの上下配置で使ってみる。

2024/05/21
モニターアームのスタック配置

新年一発目はモニターアームについてです。
今までパラレル配置(左右配置)で27インチ4Kモニターを使ってきましたが、目線の移動だけではサブモニター左端に表示しているウインドウが非常に見辛いため、首を動かす必要がありました。これ意外に首が痛くなるのでどうにかしたいと思いつつ解決策が思い浮かばずそのまま1年以上経過。

ずっとネットの海を彷徨い、どこかのリモートワークのモニター特集のひとことに「意外と上下配置もありですよ?(意訳)」とあり「これだ!」と思い試してみることにしました。ちょうど密林の先行黒金セールだったので前々から欲しかったモニターと同時購入。

壁寄せで設置するためにポールタイプを選択

モニターアームの販売ページのスクリーンショット

今回はデスク設置場所の都合でモニターを壁にできるだけ寄せ、デスク上のスペースを確保したいのでLXのようなアームタイプではなくポールタイプのサンワサプライ100-LA031(AA)を購入しました。

エルゴトロンLXのような通常のアームタイプのモニターアームでも上下配置することは可能です。ただアームのベース部分を左右離して設置したりロングポールなどベースを交換する必要や、アーム部分が横や後ろ側に張り出してスペースを取るので壁を背にしてデスクを設置している場合はおすすめできません。(特にエルゴ系は安定性重視のため、ベース部分が他社品にくらべ大きくなる傾向があります。)

100-LA031取り付け図面

購入した100-LA031の取り付け寸法は上記の通り。図面を見る限り13mmから取り付け可能そうです。ただ、24インチモニター(2枚分)+アーム自重で天板が若干たわむことを考えると、最低でも天板厚は18mm程度の物を選ぶべきと思います。27インチ想定では天板厚20mmは欲しいところです。

マウントプレート

耐荷重は1アームに対して10kgまで、VESAマウントは75mm/100mmの2種類に対応。アーム部分は2関節タイプでパン・チルト両方可能です。
モニタサイズは公称で2枚合計720mm(1枚約360mm)までなので27インチ2枚でも大丈夫です。32インチだと機種に寄りますが少し取り付けれるか怪しい製品が出てきます。またポール内部が配線スペースになっています。

アーム部分の固定金具

ポールへの固定はクイックリリースというモニターアームの中では珍しい方式。工具不要で固定できるので高さ調整は非常にやりやすい。固く固定したい人向けにイモネジも付属。(画像は逆に付いてます。レバー先端が上に来るように設置してください。)

モニター設置&配線

DELLU2723QXの外箱画像

今回設置するモニターは上下共にDELL U2723QXです。100×100のVESAマウントを使用します。

DELL U2723QX VESAマウント部

U2723QXのVESAマウント部分です。付属のねじでマウントプレートを取り付けます。
切り欠きがあるほうが上側です。

VESAマウントへのマウントプレート取り付け

2枚とも取り付けるとこうなります。
取り付け時に思ったのが、モニター位置の微調整を行う場合に片手でモニターを支える必要があるので一人で設置作業をするとなると結構大変です。
モニター取り付け例
このモニター2枚構成ですが、推奨取り付け寸法ギリギリで取り付けています。32インチ2枚はこいつじゃちょっと無理かも…
モニター取り付け高さ

配線孔は少し狭めです。DPだと本数を通すとコネクタが通し辛くなります。
電源ケーブルも細線タイプやコネクタ部分が薄型のものだと配線が楽になります。

まとめ:使い勝手は上々。

いや~思い込みって怖いですね。マルチモニタの配置は左右置きが至高!と思い込んでました。スタック配置を使い始めて1ヶ月ほど経ちますが、首への負担が減ったように感じます。

自分は上側にYouTubeとTwitterとポータル系のサイトを3分割で表示させておいて、下側でメイン作業を行うといった感じで使用しています。なにか見ながら作業する必要があれば下側もウィンドウを分割配置しています。パラレル配置と作業スペースは同じですがモニター端まで使えるのでパラレル配置より若干増えている感じがします。

これならデスク幅が狭くても湾曲ディスプレイつかえるのでは!?