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RYZEN 1600&ROGSTRIX B350-F GAMINGで自作PCを作る。その2

2023/12/29

前回のあらすじ

前回無事起動した自作PC2号機
SATAポートにハンダが詰まってたりと問題もあったが概ね順調
今回はBIOSの設定とWin10のインストールまでやっていきます。

BIOS設定

BIOS設定ですが、RYZEN系のBIOSは頻繁にアップデートがきてます
基本的には安定版がリリースされていますが、たまに不安定版がくることがあるので海外フォーラムとかで情報を確認しておくことをおすすめします。

BIOSバージョンの確認

今回のバージョンはver:3083。この記事を書いてる時点での最新版はver:4011(2018/04/27Release)
また、BIOSのアップデート手順は記事にしておきたいと思います。
BIOSは「最新版にしておけばok」っていうものではないので、わからないのなら触らずにツクモさんやドスパラさんに相談しましょう。
今回はBIOSで接続してある機器が認識されていることの確認とWin10がインストールできる設定になっているかの確認をしていきます。
「BIOSでの設定ってそんだけなの」とか思われるかもしれませんがこれが重要なんです。
これをやらなかった1号機でOSインストールに失敗したり、OSがうまく起動しなかったりと色々問題が発生しましてOSを入れる前の儀式みたいなものです。

きちんと認識されてますね。問題ないでしょう。

OSのインストール

今回インストールするのは「Windows10 Education」版(以下Win10)
Microsoftが教育機関向けに提供しているバージョンになります。
これ通常のWin10と何が違うのかというと、企業向けのWin10 Enterprise版を学生向けにチューンしたものです。詳しくはMicrosoftのBlogでどうぞ(MicrosoftBlog)
ちなみに、学校から発行されているのはシリアルコードだけなので、Win10本体のインストールパッケージをMicrosoftのサイトからダウンロードして来なくてはいけません。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10からツールをダウンロードします。このツールはWin10全エディション対応のようです。
ツールのダウンロードは30分程度で終わります。

OSインストールUSBの作成

今回はUSBにインストールディスクを作ります。もちろんWin8.1の頃のようにDVDにインストールメディアを焼く事もできますが、書き込むメディアに相性があるのと時間がかかるのでUSBのほうが楽です。
今回使うのはバッファローのRUF3-WB8G-BK。
近くのエディオンで購入
USB3.0接続の8GBモデルになります。価格は量販店で大体900円前後だった覚えがあります。USB2.0のほうが安いんですが、メインストレージSSDだしUSB3.0のほうがインストール早いんじゃ?みたいなノリで購入しちゃいました。

ツールの実行

ダウンロードしたインストールメディア作成ツール(MediaCreationTool1803.exe)
を実行します。今回はver:1803です。April 2018 Updateが適応された状態のインストールメディアが作成されます。別のバージョン(1703や1709といった過去バージョン)のインストールメディアを作成したいならここへ→https://tb.rg-adguard.net/public.php
起動すると契約事項に同意しろって言われるので同意する。(同意しないと使えないけどね)その後プロダクトキーの入力を求められるため入力。次は上画像のような画面が出る。
今回は別PCでメディアを作成しているため、別のPCのインストールメディアを作成するを選択。もしツールを実行しているPCにインストールするなら今すぐアップグレードするを選択すること。
そうするとWin10の言語、エディション、32bitか64bitが選べる。
わけがわからないかもしれないが、基本は上画像のように選べばOK。
こういったダイアログが出るが、そもそもOSをインストールしていないので無視。
これはWin8.1やWin7がインストールされているPCで実行する場合、「HomeエディションとProエディションでシリアルキーの扱いが違うから、エディションが違うとシリアルキーの入力を省略できないよ!」って言われてるんです。
次はメディアの選択画面。ISOファイルのほうはDVDとかに焼く人向けのディスクイメージのダウンロードが始まります。私はUSBなのでそのまま次へ。
そうするとOSで認識してるUSBドライブの一覧が出てくるので、自分がインストールメディアにしたいUSB機器を選ぶ。もし画像のように出てこなかったら、1回戻って、
ExplorerからUSBメディアを1回フォーマットする。それでも認識しなかったら抜き差ししてみる。それでもだめなら諦めて別のUSBメディアにする。
ここから先はパソコン工房さんのYoutubeチャンネルに詳しい手順が載ってるからそっちを見たほうがわかりやすいと思う。
※豆知識
基本的に8GB・16GBのUSBメモリを選ぶと成功率は高い。
32GBとかの大容量になってくると、純粋にROMを32GB分積んでる物から、それより少ない容量のROMに特殊な書き込み方で容量を増やしてる物があるので、後者を引くとプログラムがエラーを吐く確率が非常に高い。
そもそも、このUSBメモリはOSインストールメディアにできないよ!って書かれているものもある。

今回使ったもの

なんか知らんがパッケージ版のほうが安いんだが・・・